公立中高一貫校受験を経験してみて、メリットやデメリットは?
今回は、うちの娘が、中学受験を経験しているので、
そのことについて書いてみたいと思います。
私が住んでいるところは、田舎なので、
中学受験って、ほとんどの人がしないのだけど、
最近では、公立中高一貫校が、身近に増えたこともあって、
私立とは違って、授業料が無料ということや、
いい環境で子供に教育を受けさせることができるんじゃないか
と思って、受験する人が増えていると思います。
うちもそう思った中の一人ですし、自転車で通えるような近い場所に、
学校があったので、受験しました。
娘が、大学生になった今でも、
中学受験について聞かれることが多いので、
実際に受験をしてどうだっのか?を書いてみたいと思います。
公立中高一貫校の受験に興味のある人は参考にしてみてください(*^^*)
公立中高一貫校受験をしてみて
塾に通って順位を30番上げた
中学受験に向けて塾には通っていたの?と、
この質問をよくされましたし、今でもされます。
合格する為には、塾に入った方がいいのかどうか?
悩んでいる人が多いようです。
うちは、塾に通っていました。
その内容は、受験する公立中高一貫校の受験コースというものです。
適性検査と作文、面接に向けてのコースです。
当時、小学校6年生の1年間の受験コースでした。
受験の内容が、学校で受けているテストとは、
ちょっと違った問題なので、塾に通っていました。
もちろん塾に通わなくても、受験に合格された人もいます。
逆に塾に通っていたけど、合格できなかった人もいましたし、
塾に通ったから、絶対に合格できる!というものでもありませんでした。
ただ毎月、適性検査の模擬試験をして順位がでるので、
自分はどの辺りにいるのか?がわかり、受験の基準になります。
娘は、初めての試験では塾内で100人の内80位でしたが、
これでは、厳しい(:_;)と思っていたのだけど、
頑張ったら数か月後には50位に上がっていました。
中学に入学した際の最初のテストの順位は、80人中30位だったので、
娘の場合は塾の成果があったのだと思います。
そして次に多い質問になります。
公立中高一貫校受験の試験内容は思考力を問われる
「試験の内容ってどんな感じなの?」
という質問も多いです。
適性検査
これは、うちの娘が受験した時のことなので、
今は、多少の違いはあるかもしれないんですけど、
公立の中高一貫校受験の試験内容って、例えば算数なら、足し算や掛け算などの、
四則計算が出るわけではありませんでした。
国語の試験である、漢字を書くとか、読み仮名を書くとか、そのような問題も出ませんでした。
文章を読んで、答えるという問題になっていて、
理科や社会、国語などの複数強化の知識を全部活用して、
論理的に考える力とか、表現する力を求められます。
これから変わる大学受験で問われるような、思考力が必要になります。
この試験を、適性検査と呼んでいました。
私でも、ちょっと(けっこう💦)内容が難しいな~という感じでした。
作文
作文は、文章を読んでそれに関する課題について、
自分の経験してきたことなどを含めて書いていきます。
これは、500文字くらいの短い文章を書けばよかったです。
面接
それと、集団面接があります。
娘の場合は、5人ずつでした。
質問内容は
- 将来の夢は?
- この学校に入学したらどのように活躍したいですか?
- 休日は何をしていますか?
でした。
面接官がみているのは、子供らしさや、6年間通えるか?なので、
しっかりと、自分の意見を言えると大丈夫だと思います(^^)
小さな頃から、これなに?なぜ?に答えていた
うちは、小さな頃から、日常生活の中にある、
子供の疑問「これ、なに?なぜ?」にめんどくさがらずに、答えていました。
忙しくて時間がないと、「知らない」と言ってしまいがちですが、
なるべく答えるようして、わかりやすく伝えました。
中学受験には、それが役だったのかなと思います。
適性検査と言われる試験では、
ツル植物で絡ませているグリーンカーテンの問題があって、
このグリーンカーテンをするのは、なぜでしょうか、
どのようなメリットがありますか?
自分の言葉で答えなさいというものがありました。
あとは、東海道五十三次や浮世絵などについても出題されました。
そういう答えは、普段から、子供が何でも関心を持てる環境にあって、
親や、おじいちゃんおばあちゃんと会話をしながら、聞いていると、
得点につながりやすいです(^^)
うちの子供は 日頃から、
おじいちゃん、おばあちゃんともよく会話していました。
中学に入学後は、物知り博士みたいな人も多かったと思います。
メリット・デメリット
メリットは、
受験勉強していくうちに、知識が増える、
塾の友人の向上心が高いことを知り、自分も頑張れた、
視野が広まったことは大きいかな?と思います。
そして、受験に合格すれば、高校受験がないというところです。
大学受験を目指して勉強していくだけですし、
部活も、そのまま同じ場所で続けていけます。
デメリットは、
一緒に仲良くしていた、地元の友達と離れてしまうということでしょうか。
でも学校は、離れたけれど今でも、近所の友達とは交流があって仲がいいです。
合格すれば4月からは、新しい出会いがあるので、楽しみだし、
不合格だったとしても、地元の友達と一緒に過ごせると考えていたので、
デメリットはありませんでした。
感想
受験に合格して、娘は6年間、文武両道を果たして、大学へ進学しました。
そして、友達にも恵まれた学校生活でした。
ただ、入学後まわりはレベルが高い人ばかりで、そこはうちの子が思っていた以上だった為、一時は子供の自尊心が低くなってしまい、悩んだ時もありました。
そしてそこは、自分自身で乗り越えて、克服できました。
学校生活は、勉強に集中して穏やかな毎日を過ごしていました。
ちなみに大学へ進学した同級生では、東京の六大学と呼ばれるW大学、
西のトップと言われるK大学の合格者がいます。
(関西地方の田舎ですので、通学をする人が多いです。)
中学受験をしてみて、どうだったのか?を娘に聞くと、
やって良かったと言っています。
そして親の私も、いい学校で学べたなと思っています。
あとよく言われるのは、小学校の年齢では、女の子は自分の意思で受験するけど、
男の子は、まだ精神的に未熟なので、親の意見が多いということを聞きます。
だからでしょうか、入学定員は女子と男子の割合は、7:3でした。
これは、あくまで、うちの子供が通った学校においてですが、
男子の人数が女子に比べて少なったです。
以上 今回は私が、質問をよく受ける公立中高一貫の受験について書いてみました。
中学受験をする人は、親子で、よく話し合って、
進路を決めていけるといいですね!
それでは、今日もなるべく気楽に、素敵な日をお過ごしくださいませ!
ランキングに参加しています。
よろしかったら、ポチッとお願いします(^_^)
↓娘は英語が好きなので、そちらの方向へ進んだお話しです
↓ スタディサプリ 高校講座
↓スタディサプリ 小学校・中学校講座